湘南美容外科クリニックでフォーエバー二重術を受けたアラサーの経過ブログ

2018年3月に湘南美容外科クリニックでフォーエバー二重術を受けました。めちゃくちゃ詳細に語ります

フォーエバー二重術、施術中のこと④(縫合)

笑気麻酔と局所麻酔をした私。

 

考えることは出来るけど、ぼーっとしてるから、そこまで難しいことは考えられないくらいの、ぼーっ。


視界のぐるぐるよ、早く止まってくれ…と願ってる感じ。

 


そして、

『あー、よく聞いてみると、この部屋小さ〜くオルゴールっぽい音楽が流れてるんだなー…』

と気付きました。
でも人工的な音が近くでするから、リラックス効果はあんまない…。

 


そして気付いたら、

なんか瞼を少し引っ張ってるような感覚が。


え?先生なんも言わないけどこれ、

始まってるよね…?

 

とびっくりする私。

 

いや、看護師さん言ってたのと違うやん!
先生進行状況報告しないんじゃん!

と拍子抜け。

 

(でも報告されない方が怖くないので私的には良し)

 


なんか、瞼から糸をピーっと引っ張られてるような感覚がありました。そしてまたくくって、ピーっ。


これが不思議なことに、瞼は閉じてるんですが、

先生が天井に向かって、かなり高い位置まで糸を引いている様子が、瞼の裏にはっきりと浮かんできたんです。


『いやそんな高くまで引っ張る?!』

とびっくりしてました。


実際どんくらい引っ張ってたのかは分からないけど、かなり高いとこまで引っ張られてる感覚がほんとにあって…。

 

糸を引っ張ってからくくる時、一つ一つかなり念入りに複雑にやってる感覚がありました。
さすが、フォーエバー二重術…。

複雑に糸を絡めさせていたんだと思います。

 


いやもうこれほんと、瞼縫われるとかほんと、フランケンシュタインにでもなった気分で、


『あああ大変なことをしている!』


と、また私の中の「覚悟さん」が騒いでいるのを感じながら、


『いやマジでもう後戻りできないんじゃ!』


と、 覚悟さん に言い聞かせていました。

 


よく、「瞼をひっくり返されてる感覚がある」と体験談に書いてあったので、

 

『流石にひっくり返されたら針とか見えて怖いし、眩しいのでは?』

と思っていたのですが、

 

私は一切ひっくり返されてる感覚がなく、


ただただずーっと目を閉じたままやられてる感覚しかなかったので、
もちろん何も見えなかったし、眩しくもなかったです。

 

針とか糸が見えてしまうのは本当に怖かったし、
あんなに眩しいと目が疲れるだろうなと思ってたし、
ひっくり返されたら痛いんじゃ、目が乾くんじゃ、
と心配してたので、これに関しては全て一切無くて、大丈夫だったので、本当に良かったです。

普通に閉じたまま終わってびっくり。

 


そして麻酔やら施術やらに頭がついていくのが必死で、施術中は一切話しかけなかったので、会話はありませんでした。

 

ほとんどの人が施術中、先生や看護師さんとおしゃべりすると体験談で見たんですけど、

『いや、こんなぼーっとしてる状態でお話とか無理やん、「ちゃんと受け答えしなきゃ」って焦って強張って全身が力んじゃうわ』

と思いました。

 


てっきり音も声もしなかったので、先生だけで一人で施術してるんだと思ってたのですが、

施術中、結構胸の上に物を置かれてて、それを取るのと置くのを同時に3本以上の手でされた時、

『あっ看護師さんもいたんだ』

とやっと気付きました。

結構胸に触れられて、あっちょっ…って思った笑

 


埋没法だと左右交互にバランスを見ながらやる、と聞いていたのですが、
『ん?右目長いな…』
と思ったらやっと右目が終わってまたガーゼビシャッ。


今度は左目。

 

『やっぱり左目のが麻酔きいてない!感覚が右目より少し鋭い!ヒィィィ!やばい!怖い!
でも大丈夫!同じことするだけ!大丈夫!痛くはない!大丈夫!』

と言い聞かせてました。

 


笑気麻酔は最初にやるだけ、と事前に調べた時に見たのですが、麻酔の管を鼻にかけっぱなしで施術してたので(顔にかけた布の下に管あるから外そうにも外せないとは思うけど)、

『え?これまだ麻酔出てるのかな?施術中ずっと出てるのかな?吸うべき?いや、最初のでめっちゃ麻酔かかったからこれ以上は吸わないべき?え?出てるの?出てないの?』

と困惑しました。

 

でも普通に考えたら施術中も出てたんだと思う。


笑気麻酔は切ったらすぐ麻酔も切れるって言ってたし、あんな顔面縫ってるのに麻酔切れて正気に戻ったら、恐ろしいもん。


今書いてて思ったけど、笑気麻酔って

「正気麻酔」

のがしっくりくるな。

 

正気を失う麻酔。施術中に正気を保ってたら無理だったと思うからな…。

 


しかし、正気ではなかったにしろ、あまりの恐怖に呼吸がかなり浅くなってるのに気付きました。


無駄に麻酔吸いすぎないように気を付けてたのもあるけど、それにしたって、ヒュッ、ヒュッ、くらいの浅さだったので、意識して呼吸を整えました。

 


自分的には、ちゃんと10年以上悩んだ結果で施術を受けたので覚悟もしてたし、

笑気麻酔のイメトレして深呼吸でだいぶ心が落ち着いてたし、

先生来る前少し眠くなってたくらいだし、他の人よりはよっぽどリラックスして受けてるつもりでしたが、

やっぱり怖かったと思う。

力入れないように気をつけてたけど、力入ってたのかもしれない。

 


そして施術中にふと、

 

『なにが怖いって、この先生が自分は二重にしてないってとこなんだよなあ…』

 

と、気づいたらなんか、

 

一気に怖くなりました…笑

 


やっぱちゃんと医学学んでるから、体に無理を強いる美容整形はしないってことなのかな…

とか考えてたら、

 

なんか、美とかそういうのより、普通に健康に生きてることの方が大事なんじゃ…?

とかぼんやり思って、

 

いやでも先生は別にただ二重にしたいという願望がないだけなのかもしれん…

と心を落ち着かせました笑

 

そうこう考えてるあいだに左目も終了。


ガーゼビシャッ。

 


そしたらいきなり、先生に


「はい、頑張って目開けられる?」

と聞かれて、

 

ぼーっとしてるので、

『あ、話しかけられた…?目…?開けれる…?開けていいの…?チェック…?返事しなきゃ…』

と一生懸命理解して、

 

「あ、あ…はい…」

 

と、恐る恐る目を開けてみたら、

 

かなり開けづらい。

 

重いっていうか、引っ張られてるというか、負荷をかけられてる感じ。

 

『こんな開けづらいん…?』

とびっくりしてると、

 

「はい、頑張ってもう少し開けられる?」

と聞かれたので、頑張って更に少し開けました。

 

先生は確認すると、

「はい閉じてー」

って感じでまたガーゼビシャッ。

 

 

そして右目から、糸をプチップチッと切っている感覚が伝わってきました。

 

『縫合し終わって、今糸を切っているのか…これでやっと終わりか…』

 

と少し安心しました。

 

そして左目も終えると、また

 

「もう一回目、目開けられる?」

と聞かれて、また頑張って開けました。

 

そして

「うん、ちょっと腫れてるけど1ヶ月もすれば収まりますんで。
お疲れ様でした。」

と言われてまたガーゼビシャッ。

 

返事をする余裕はなかったです。


ほんとにぼーっとしてたので、質問じゃなければ『答えなきゃ…』とは思わなかったんだな。

 

そのまま部屋を去って行ったらしい先生。

多忙…。

 

 

残された看護師さんが、


「笑気麻酔切れてます、今は酸素だけなので、普通に呼吸してくださいねー」

と声をかけてくれて、


『酸素が注入されてるんか…?それとも笑気麻酔切ってるだけなのか…?』

と少し疑問でしたが、やっと終わった…と安心しました。

 


そして「デザイン拭き取りますねー」と言って、瞼に書いた二重線の下書き?を拭き取ってくれました。
頭がぼーっとしてて、まともな返事が出来なかったです。

「ぁ…ふぁぃ…」とか言ってた。

 

 


あっという間と言われればあっという間な気もするけど、


いや、長かったよ。


あっという間ではないな、やっぱ。


ただただ恐怖の時間だもん。

長く感じるよ。

 

体感でもしっかり15分くらいだったけど、

 


15分は長いよ。

 


15分間、瞼刺したり縫われてみろよ。

長いよ。

 


こんなに怖いなら、もう二度と整形なんて絶対しないと、施術中に思った。


安易にまたどっかいじるようなことがないように、

 

この恐怖を一生忘れないようにしたい。

 

 

と思った…。

 

 

 

続く。